平成29年税制改正により確定拠出年金(iDeCo)の範囲が広がりました。
今までの利用範囲にプラスし、専業主婦や既に企業年金加入しているサラリーマンや
公務員等共済加入者も加入対象になりました。
政府から「優遇するので自分で年金は用意してね」というメッセージが
バレバレな気がしますが、優遇されている以上は使わにゃソンソンな訳です。
イマイチ制度がわからない方に一言で言うならば
年金の積立行う制度であり、
支払い時に
(1)支払い時に所得控除する(所得税、住民税の節税)
受け取り時に
(2)運用益に税金がかからないこと
(3)受取は一時金(退職所得)として受け取れる。
というメリットがあります。
受け取りの場合は退職所得になるため、相当な運用益が出ない限りは税額は
出ないかと思います。
ここからは計算根拠なので、ちょっと難しいかもしれません。
結果だけ見たい人は飛ばして構いません。
ーーーーーーーーーーここから↓ーーーーーーーーーーーーー
(1)支払い時の所得控除
実際に試算するのはちょっと複雑なので
http://so-labo.com/income-tax-2760/
より
簡易的に計算しちゃいます。
こちらの年収500万(奥さん扶養)を見ると住民税が
283,500円です。住民税は課税所得の10%ですので
逆算すると課税所得は285万です。(概算)
所得税の税率は国税庁のHPより
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2260.htm
課税所得が285万を見ると10%です。
確定拠出年金は全額所得控除なので
大きい企業でなければ年27.6万支払えます。
すると、
27.6万 ✕ 20%(所得税10%+住民税10%)=5.5万円
節税になります。
20年同じ水準の給与であれば、
5.5万円✕20年=110万円
も節税できてしまいます。
(2)運用益の非課税
運用益(3%運用)は
6,368,190(*1) - 4,740,000(20年 ✕ 23.7万)=1,628,190円
ここにかかる利益が非課税です。
(3)受け取り方
①一時金
退職所得控除が適用されるので、
6,368,190円 - 40万✕20年 <0
控除の方が多いため、税額0
(計算根拠)
*1
3%時
積立年数 年金終価係数
20年 26.870
企業年金が無い場合
237,000円 ✕ 26.870 = 6,368,190円(運用後金額)
ーーーーーーーーーーここまで↑ーーーーーーーーーーーーー
結果として、
年収500万のサラリーマン(奥さん扶養)
で20年確定拠出年金を支払い、一括受け取りをした場合は
(1)所得控除による節税 110万円
(2)運用益による収益 162万円
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合計 272万円
何も手続きをしていない人は、これだけの金額を受け取ることが
できないんです。
ただし、デメリットもあります。
(1)原則解約不可
一度支払ってしまったら原則60歳まで受け取ることができません。
貸付制度もないため、毎月の掛金は大きいです。
しかし、掛け金の変更は年度内1度だけ可能です。
どうしても困った場合は引き落とし残高が不足する状況を
作っておけば引き落とせません。
その場合は当然支払いが無かったものとして処理され
翌月は通常通りの引き落とし金額(2ヶ月分でなく1ヶ月分)となります。
ただし、お金があるときに遡って支払いはできませんのでご注意下さい。
申込するには?
銀行でも申込できますが、金融機関によっては月の管理手数料がありますが
最近無料になった楽天証券、SBI証券がオススメですよ。
また、確定拠出年金の手続きは2,3ヶ月かかりますので
早く所得控除を受けた方がおトクです。


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